安心は禁物!

先日、狭山市内のとある現場で、塗装班のトラックの助手席から
財布や携帯を入れていた、片掛けのポシェットが盗まれてしまいました。
職人さんが乗って来たトラックですが、いつもの様に作業現場前にロックもせずに
置いていたのが最大のミスです

朝、8時から、10時半頃まで、わたしも一緒に居たのですが、その時は、被害を被った本人も、
ポシェットがあるのは確認していました。
恐らく、わたしが現場を離れた10時半過ぎから、無くなっているのを気付いた12時頃の間に
助手席から盗んだものと推測されます。
親方から、電話が着たのが12時頃、急いで現場に向かい事情を聞いて、
最寄りの交番に届けました。

交番で、簡単な聴取をされ、現場への警察官手配まで決まった後、わたしも現場に戻り、
親方に、説明をし暫くすると、バイクに乗った警察官の方が2人で来てくれました。

親方が、警察官からの質疑応答の内容を、被害者の従兄弟(フィリピン人)のベンに通訳をし、
調書に記載していきました。
盗まれた物は、買い替えたばかりの新型の携帯、NYで買った10万円もしたブランドの財布(中身の現金は2万円程だった様です)それに、パスポート、国際免許&自国免許などでした。

トラックから指紋収取をし、現場写真(本人が指差しした写真)を撮り、
事情聴取はすべて終わりました。(約2時間半近くかかりました)
警察官の方からも、「日本は安全な国だからと信用していても、この様な軽犯罪が多いのが事実。
安全と思い込まず、用心に越したことはないので、今後は、気を付けてください」と、一言、注意されてしまいました。(本人も、かなりショックだったようです)

昼飯を取らず、調書に時間をさいてしまったので、終わってからのお昼休憩。
昼飯時も、被害者のベンは落ち込んでいて、昼飯もそこそこに切り上げ
盗んで必要のない物を「ポイ」されているかもしれないから、
付近を探したいとのこと。元気がない中、作業をさせても…と思い、
わたしも加わり、手分けして付近の公園や林や、宅地にごみ置き場などを探し回りました。
しかし、発見することは出来ませんでした。

その後も、警察からの盗難物発見の知らせもなく、
紛失証明を取り、大使館などで再発行の手続きをしました。
今では、時間が経ち、元気を取り戻しましたが、
従兄弟の親方を頼り、初来日の国で、しかも、安心・安全と言われている日本でこんなことに
遭遇させてしまい、同じ日本人として申し訳なく思う出来事でした

みなさんも、ちょっとだからと思わないで、車を離れる時はロックをしましょう!