破風板のガルバ巻き

先日、屋根・外壁塗装の現場で、
塗装だけでは修繕できないことが発生しました。
それは、屋根廻りや雨樋の下に付いている破風板です。
雨樋の部分なら、意外と傷みが少ないのですが、
雨樋がない箇所は、傷み具合が酷く、なかなか外見からは見つけ難いものです。
この現場も、建物下、屋根上から見てもわかりませんでした。
塗膜がペラペラと剥がれているのは、誰でも見つけられますが、
さすがに、足場を立ててからではないとわからない場合があります。
特に、雨樋が付いていない破風板は、
雨や雪に晒され、夏はギンギンに照らされて、
毎日のように、紫外線を浴びるいじめに合っています。

この破風板の先端部分は、表面はボロボロの上に、
所々、人差し指位の太さの穴が開いており、
場所によっては、ちょっと押すだけで、陥没してしまう程の傷みでした。
写真を撮り、現状をお客様に説明し、急ぎで、板金屋さんに来てもらい
サイズを測り、追加工事として、足場撤去の前日に工事をしました。

この破風板のガルバ巻き以外の修繕とすると、
破風板の交換になってしまいます。
そうなると、大工さんを呼んでの大がかりな工事になってしまいます。
それに比べて、ガルバ巻きなら、事前にサイズを測り、板金屋さんの作業所で、
長さをカットし、折りを入れたり、形を加工し、現場に持ち込み、
サイズを調整しながらはめ込み、釘で打ち付けます。
これで、ガルバで巻いた破風板は、相当な年数を経っても、
景観を損なうことはありません。
塗装をした破風板より、表面がなめらかな感じです。
ここまですると、突然、訪問してくるリフォームの営業マンも、
破風板の傷みが…と言う事もなくなります。
訪問してくる営業マンは、外観で壁、屋根、雨樋、破風板、軒天など
見てわかる箇所を指摘するパターンが多く見られます。
「○○が傷んでいて、このままじゃダメになる」とか、
「今、手入れをした方が良い!工事費用を半額にする」などと、
あの手、この手で売りつけようとする場面を目にすることがあります。
対応しなければ良いのに…と思うのですが、
お客さんにもスキがあるのです!

そのスキと思えるのが、
まだまだ、カメラ機能がない、古いインターホンをお使いのお宅です。
(中には、「ピンポーン」と鳴っているのか、かわからないインターホンもあります)
これだけ、「個人情報流出」や「オレオレ詐欺」など横行している時代に、
自分の身は、自分で守らないと…。
「ピンポーン」と鳴ったからと言って、ドアを開けて対応しないこと…。
どんな人だかわかりませんよ!

中には、インターホンが使えないお宅もあります。
インターホンも消耗品の一つなのですから…。
メーカーは10年位で交換を奨励しています。
すでに、10年以上使っているインターホンは交換をお奨めします。
「ピンポーン」と来客した人を、録画する機能があると
留守中に誰が訪問したかわかり便利ですよ!
また、カメラ機能があるので、在宅中でも、確認をしてから
対応ができるので、セキュリティ面でも安心できます。
録画機能も付いて、工事費用を含めても、
5~6万円程度で済みます。
(上には上がありますが、上記機能で十分だと思います)
ぜひ、ご自身の為に、ご検討ください!