福祉用具相談員の道 その⑤ 住環境と住宅改修
ども、斉藤です。
今回は、ようやくタイトルにもでていた福祉用具の勉強ができるので、本日は楽しみにしております。
前回は、高齢になると基本動作がしにくくなるというものでした。そこで基本動作を補うために福祉用具を使用するのです。
さっそく、勉強しましょうー
で、先生きてからページ数を読み上げると、住環境と住宅改修の勉強だそうで、いったいいつになったら、福祉用具の勉強するんだよー
っておもいますよ。
とは、いっても必要なことなので、勉強していきます。
まずは住環境です。WHO(世界保健機関)は住まいが備えるべき性能として、安全性、保険性、利便性、快適性を上げている。これらは、高齢者や障碍者のすまいにおいてもとうぜん、担保されなければならないが、健康な成人を対象にたてられてきたこれまでの住まいは、必ずしも十分な状況にない。具体的にいうと木のぬくもりやたたみなどがあるわが国の住まいは、高齢者にやさしくかんじられるが、実際には床面委多くの段差があるために高齢者の転倒事故がたはつしている。また、浴室に暖房設備がないために冬季に事故(ヒートショック)が発生している
このような事故によって、一年間に約5000名近くの高齢者がなくなっています。
さらに、住まいの中で車いすをしようしたり、高齢者を介護しようとすると、廊下や戸・扉の幅員が狭くて思うようにうごけなかったり、室面積が狭いために介護動作に困難をきたすことがよくみられます。
そこで、住環境の整備が必要になってくるんですね
住宅改修に取り組む基本姿勢は、初めに高齢者の心身状況、日常生活動作の自立度、住宅状況、家族の対応等をよく把握したうえで、住宅改修の要望をせいりすることである。
幅広い情報の取得は住宅改修のでき栄えに大きく影響する
更に住宅改修を行って得られる効果を明確に視野にいれることで、より内容の充実した住宅改修がおこなえる
住宅改修はただ単に高齢者のニーズに技術的に対応すればよいということではなく、前々回学んだ、コミュニケーションが必要になってきます。
住宅改修での必要な事は、基本的にはお客様のご要望をことこまかに聞き、何で困っているのか?を確認し、そのうえで、ここは、住宅改修で
おぎなえるのか?それとも福祉用具で補えるのかを提案が必要となってくるので、コミニュケーションが必要となる。お客様の中には緊張して
話せない方もいらっしゃると思います。そこで、何でもないようなことで緊張をほぐす、これがコミニュケーションだと思います。